アナログ技術と最新のデジタル技術を併用して、貴重な文化財を迅速かつ正確に記録保存します。

■遺跡発掘調査現場のドローン撮影・図面作成・オルソ画像作成、3Dモデリング、3Dモデル作成など

空中写真測量

遺跡・遺構の現況や調査経過の記録保存には空中写真測量が最適です。撮影した瞬間が遺跡調査の歴史的瞬間として記録され、撮影画像データからは半永久的に3Dデータの再現が可能になります。現地の状況に応じて、やぐら・クレーン車・バルーン・ラジコンヘリ・UAV・実機ヘリ・セスナなどのさまざまな撮影方法を提案・提供します。高精度3Dモデリングや撮影だけのご要望にももちろんお応えいたします。

|SfMによる3Dモデルの作成

SfMStructure from Motion)とは、複数の写真から被写体の立体形状を復元する技術です。撮影画像を用いて、SfM解析を実施することにより対象物の3Dモデルデータを作成します。3Dモデルデータは実寸で作成されるため、モデル上での計測が可能です。そのため現場での計測を省略することや、近接できない個所の計測が可能となります。建設業界では、i-ConstractionやCIMの流れもあり、ドローン撮影で得た複数の写真からの3D化で利用されています。

|3Dモデリング

3Dモデリングとは、3次元のオブジェクトまたは形状の数学的表現をソフトウェアを使って作成するプロセスのことです。 作成されたオブジェクトは 3Dモデルと呼ばれ、さまざまな業種に使用されます。映画を始め、テレビ、ビデオ ゲーム、建築、建設、製品開発、科学、医療といった業界のすべてで、3Dモデルを視覚化、シミュレーション、レンダリングイメージの作成などに使用しています。

空中写真撮影および映像制作

ドローンを使用して発掘調査の全景写真や、リーフレット用の景観写真撮影を行います。空撮写真は史跡の点検や防災、災害時の検証にも活用できます。また、4K動画で撮影した史跡のプロモーション映像や、VRなどに活用できる360°映像の制作も行います。